主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 776-777
5軸マシニングセンタは旋回軸を有することから幾何学的な偏差が多く存在し,加工精度が低いことが課題である.幾何偏差を算出する加工試験はあるが,旋回軸の角度を割出して加工する例が多い.本報告は,旋回軸を回転させて加工するターンミリング加工を対象に,幾何偏差が加工結果に与える影響を検討した.幾何偏差と工具位置により,加工した円柱形状は変化し,その形状から幾何誤差を類推できる可能性を示した.