精密工学会学術講演会講演論文集
2025年度精密工学会春季大会
会議情報

刃先温度測定のために熱電対・絶縁体・工具を一体造形した切削工具の開発
*齋藤 樹王 超宮下 剛木崎 通谷渕 栄仁廣崎 浩司熊井 健二
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 490-491

詳細
抄録

切削加工中の刃先温度は, 加工精度や工具摩耗に大きく影響し, その制御には温度測定技術が重要である. 本研究では, 複雑形状の工具にも応用可能で, 精度と安定性に優れた刃先温度測定技術の開発を目的とし, 積層造形技術を活用して熱電対, 絶縁体, および工具を一体で造形する手法を提案した. 提案手法で工具を作成し, 性能評価のための複数の実験を行い, 提案手法の有用性を実証した.

著者関連情報
© 2025 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top