主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2025年度精密工学会春季大会
開催地: 千葉工業大学
開催日: 2025/03/17 - 2025/03/19
p. 58-59
研削加工における砥石面の劣化状態は,ばらつきがある現象であるため砥石修正インターバルの最適化は難しい.前報では研削加工中に発生するAE信号のとがり度を用い,表面粗さをインプロセス推定できる可能性を見出したが,ノイズの影響などにより推定精度が低い結果となった.本報ではAEセンサをより加工点に近い砥石近傍に取り付け,SN比の高いAE信号を計測することにより表面粗さ推定精度が向上した結果を報告する.