精密工学会学術講演会講演論文集
2025年度精密工学会春季大会
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研削加工時のAE信号を用いた工作物表面粗さ推定技術の研究
第5報:AE信号による工作物表面粗さの推定精度向上
*春日 智行今枝 大輔松尾 和昭小林 和矢若園 賀生岩井 英樹今 智彦間野 大樹是永 敦大花 継頼
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会議録・要旨集 認証あり

p. 58-59

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抄録

研削加工における砥石面の劣化状態は,ばらつきがある現象であるため砥石修正インターバルの最適化は難しい.前報では研削加工中に発生するAE信号のとがり度を用い,表面粗さをインプロセス推定できる可能性を見出したが,ノイズの影響などにより推定精度が低い結果となった.本報ではAEセンサをより加工点に近い砥石近傍に取り付け,SN比の高いAE信号を計測することにより表面粗さ推定精度が向上した結果を報告する.

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© 2025 公益社団法人 精密工学会
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