関東甲信越ブロック理学療法士学会
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第43回関東甲信越ブロック理学療法士学会 ・ 第30回千葉県理学療法学術大会 合同大会
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シンポジウムⅡ 若手理学療法士のワークライフバランスと向上心の芽生え―ジェネラリストとしての意義を考える―
シンポジウムⅡの趣旨
小林 好信竹内 弥彦
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会議録・要旨集 フリー

p. 74-

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抄録
今回の大会テーマは「話そう!つながろう!理学療法」です.千葉県理学療法学術大会では,特に 『登録理学療法士』に焦点を当てることにいたしました.現在,協会の約40%を30歳以下の会員が 占めており,今後の理学療法の発展のためには,若い世代を登録理学療法士として育成すること が重要な課題とされています.それに伴い,今後の理学療法士には職域の拡充や新たな価値の提 供,高い専門性の確保が求められています.  自身のライフステージに合わせて働き続けるためには,専門性を持ちながらも多様性に対応でき るジェネラリストになることが必要と考えます.そのためには,協会が提供する研修システムを活用 し,継続的な学習を支援・推進する仕組みや機会の提供,さらには職場環境の整備など,組織内 での体制構築が重要です.しかし,若手理学療法士の中には,現職場での成長に満足してしまったり, ワークライフバランスを重視するあまり,向上心を持てない方も少なくないと感じています.向上心 が芽生えるきっかけは人それぞれですが,今回の学術大会がその一助となればと考え,本シンポジ ウムを企画いたしました.  シンポジウムでは,若手理学療法士が抱える悩みやその具体的な解決策,意欲を保つ方法など にも触れる予定です.この業界を支える若手理学療法士の未来に貢献できるような有意義なシンポ ジウムとなることを願っております.
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© 2024 日本理学療法士協会関東甲信越ブロック協議会
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