溶接学会誌
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放射性同位元素S35による研究(第1報)
應和 俊雄加藤 和夫
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1952 年 21 巻 12 号 p. 349-355

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抄録

以上の結果から,flux中のNa2SO4の形のSの移行について次のことが結論できる.
1)S35はweld metal中にごく微量存在しても計数管により検出可能であり,tracerとしての有用性が認められ,偏析の検出は極めて容易である.
2)Flux中のSが0~0.09%の範囲内で,slag,weld metalともに急冷では移行率は漸次増加するが,徐冷では0.06%を境として下降する.
3)気化量は冷却速度の速くなるにうれて減少する.

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© 一般社団法人 溶接学会
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