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Print ISSN : 0386-8230
調査研究論文
研究開発におけるコストマネジメント -製薬企業における実証研究-
仲村 薫, 長田 洋
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ジャーナル 認証あり

2009 年 39 巻 2 号 p. 257-269

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抄録
グローバル競争が激化する中,各企業がその生命線ともいえる研究開発にしのぎを削っている.研究開発投資が他業界より膨大である製薬業界においては,売り上げ増加のみでなく利益率を向上させることで原資確保に注力している.また,その貴重な資金を効率的・効果的に活用するため,コストマネジメントの仕組みづくりが重要であることが強く認識され始めている.本研究においては,2006年6月の時点で日本国内で活動する製薬企業に対し,コストマネジメントの取り組みについてアンケート調査を実施し,その成熟度と利益率にどのような関係があるかを明らかにする.アンケート結果をコストマネジメント成熟度としてまとめ,企業のコストマネジメント成熟度と利益率の相関を分析し,利益率に影響を及ぼす重要因子を重回帰分析によって特定する.さらに,その因子を支える他の重要因子を逐次的重回帰分析によって特定し,パス解析により連関図を作成する.また,利益率の高い企業と低い企業を比較し,どのような取り組みが企業利益率に大きな影響を及ぼしているかを明確にする.これらの重要因子の視点から利益率の高い企業にインタビューを行い,コストマネジメントのベストプラクティスを抽出する.
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© 2009 一般社団法人 日本品質管理学会
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