名古屋大学宇宙地球環境研究所
2019 年 68 巻 12 号 p. 907-915
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太陽中性子(>100 MeV)の地上観測は,太陽フレアに伴う太陽高エネルギー粒子加速機構の解明を目指して行われている。太陽中性子は加速されたイオンと太陽大気との相互作用で生成され,惑星間空間磁場に散乱されずに到達する。中性子が高エネルギー電磁波と同時に生成されていると仮定すれば太陽表面では高効率の加速は働いていないことまではわかっていて,仮定なしでの加速効率の解明を最終目的として観測が継続されている。
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