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連載講座
原著
  • 津田 路子, 山口 充孝, 佐鳥 凌太, 加田 渉, 神谷 富裕, 酒井 真理, 長尾 悠人, 河地 有木
    2022 年 71 巻 2 号 p. 109-114
    発行日: 2022/07/15
    公開日: 2022/05/13
    ジャーナル オープンアクセス

    粒子線治療におけるビームの可視化は,照射領域のずれをなくすことを可能とし,安全性の高い治療を行うために有用な手段である。著者らは,放射線診断の現場に広く用いられるイメージングプレートを用いて,制動放射線を指標としたビームイメージングを行った。その結果,高解像度なビーム像を得ることに成功した。さらに,得られた画像から飛程を推定する手法を開発し,標準偏差2.5 mmの精度で治療用炭素線の飛程の推定が可能であることが示唆された。

  • Suwannasaeng Nattawipa, 柿崎 竹彦, 和田 成一, 夏堀 雅宏
    2022 年 71 巻 2 号 p. 115-126
    発行日: 2022/07/15
    公開日: 2022/05/13
    ジャーナル オープンアクセス

    動物のがん診断として、18F標識フルオロデオキシグルコース(18F-FDG、投与量170±33 MBq/頭、体重4.2–32.3 kg)による陽電子断層撮影を受診したペット(イヌとネコ)から生じる表面(SDR)ならびに空間線量(ADR)の推移から、獣医療スタッフと飼い主が受ける積算の被ばく線量を推計した。最大SDRは、動物の腹部表面で示され、線量率の減衰は18Fの物理学的半減期(109.8分)よりも早い減衰を示した。体表面から100 cm位置におけるADRは、SDRと比べて1/30から1/80の有意な低値を示した。作業者の被ばくは、鎮静あるいは麻酔を使用することでFDGからの被ばく線量を大きく低減できることが推計された。全ての受診動物で、FDG投与24時間後からの累積SDRは、無限時間であっても3.8 µSv/h未満となり、2007年のICRP勧告による公衆被ばくの実効線量限度である1 mSv/年の1/100となった。以上より、獣医療法に基づくFDG投与から24時間の収容制限は、過剰な規制であることが示された。

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