武蔵工業大学原子力研究所
1969 年 18 巻 1 号 p. 12-15
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椿製大豆油中の微量金属のうち金を放射化分析により定量した。定量方法は, 原子炉中性子により黒射した試料を800℃にて乾式灰化し, これを通常のハイドロキノン還元法により金を分離して, β, γ同時計数法およびγ線スペクトルにより求めた。この結果, 最高6×10-2ppmの金量を検出した。これは, 大豆油の精製, 脱色過程より含まれてきたものとは思われず, 大豆油中に本来含まれているものと思われる。
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