金属材料技術研究所
1974 年 23 巻 3 号 p. 155-160
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硫黄やそのほかの元素の鋼中での偏析の起因については多くの研究が報告されているが, 凝固過程を通じて鋳造組織と偏析との関係を調ベたものは少ないようである。本実験では硫黄の量が0.025%から0.060%のものについて, 鋳造組織と硫黄の偏析との関係をオートラジオグラフィで調べた。その結果, 硫黄の偏析の相違は含有量よりもその鋳造組織と凝固速度によって影響される傾向にあることがわかった。
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