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トリチウムサーベイメータ2種の基礎的試験
蔵 忍吉田 淳子吉永 春馬
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1979 年 28 巻 10 号 p. 642-644

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抄録

1) 国産品と外国製品の3Hサーベイメータについて汚染材質による検出効率のちがいを比較した結果, ガラス, デコラの表面汚染の検出効率は高く, リノリウムはやや下がり, ベニヤ板やポリエチレンろ紙ではさらに低くてガラスの約2%程度であった。
2) 読みとれる計数率すなわち検出効率には両者間で約100倍の差があるが, 読みとり可能な指示値で比較すれば, その検出下限はスポット状汚染で, Aloka2×10-3μCi, Eberline6×10-4μCiであった。これを表面密度に換算すると, Aloka4.4×10-5μCi/cm2, Eberline2.7×10-5μCi/cm2となる。

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