照射で, クリーム系の真珠の色をブルー系の真珠に変えるのは真珠の着色処理技術の一手法である。照射ブルー真珠の色調は養殖ブルー真珠によく似ている。照射によって真珠層はほとんど黒くならず, 真珠の内核が黒くなる。500-700nm可視光の一部がこの真珠層を透過し黒い核に吸収れる。したがって, 真珠面では400-500nmの反射糧の比率が増え, 照射され順珠はブルーになる。照射量を増やせば, ブルーは濃くなるが, 真珠の光沢は悪くなる。したがって, 必要以上に照射すべきでない。照射ブルー真珠の褪色性は約1か年の測定で比較すると, 養殖ブルー真珠の色変化よりも少ないことが分かった。