住友化学工業 (株) 宝塚総合研究所安全性研究所
1991 年 40 巻 4 号 p. 136-141
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エムペンスリンの立体異性体2種の特異なアルコール部分に関する代謝研究を行うために, それらの位置選択的14C標識体 (1a, 1b) を立体選択的に合成した。すなわち, [14C] ギ酸エチル (2) から調製したホルミルホスホラン (3) とプロパナールとのWittig反応をキーステップとする立体選択的合成経路に従い, 通算収率36%で所期のアルコール (6) を合成し, これを2種の光学活性菊酸と縮合することにより1a, 1bを調製した。
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