東京水産大学資源育成学科
1992 年 21 巻 p. 153-158
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1990年4月12日から6月12日まで千葉県館山市の東京水産大学坂田実験実習場において,ショウジンガニPulagusia dentipesのメガロパおよび稚ガニの出現を3日おきに調査した。メガロパの磯や転石地帯への着定要因を探るために,風向,風力,月齢,水温を記録した。これら環境要因のうちメガロパの着定と強い関係の見られたものは,風向と風力であった。北の卓越風が続くとメガロパが多く磯や転石地帯に着定することが明らかになった。
Crustacean Research
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