信頼性シンポジウム発表報文集
Online ISSN : 2424-2357
ISSN-L : 2424-2357
2006_春季
セッションID: 4-2
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4-2 鉄道信号用の超分散型連動装置の実現可能性の検討(安全性,セッション4)
*岩田 浩司福田 光芳佐藤 和敏黒 新宏高橋 聖中村 英夫
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抄録

現在の鉄道信号用の連動装置は処理部を核として入出力部がスター型に接続される構成であるが、システムの構成要素である各人出力機器が自律的に処理する超分散型でのシステム構築の可能性を検討する。本報告ではアーキテクチャの基礎検討を実施し、安全性・安定性確保のための基本的な要件を整理し、統括的な処理装置を持たないシステム概念について述べる。超分散化により、ハードウェア・ソフトウェアの更なる標準化の可能性、また、機器故障時の影響度の低減をはかれるとの見通しを得た。

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© 2006 日本信頼性学会
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