信頼性シンポジウム発表報文集
Online ISSN : 2424-2357
ISSN-L : 2424-2357
2008_春季
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5-2 踏切通行時の一旦停止が安全性に与える影響(セッション5「安全性,リスク」)
*松本 真吾柴田 徹佐藤 稔久赤松 幹之
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p. 85-88

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抄録
我が国では、道路交通法によって、踏切通行時の一旦停止義務が定められているが、これはヨーロッパやアメリカにおいては実施されておらず、日本・韓国等に特有の規則である。今回、一旦停止義務が安全性に与える影響を、損害としてのリスクの変動の度合として定量的に評価した。具体的には踏切出口での先詰まりにおける滞留に注目し、現状については踏切通行車両のビデオ解析、一旦停止解除時はドライビングシミュレータ実験により、先行車が出口で停止した場合に、踏切内で滞留する滞留可能性を評価した。
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© 2008 日本信頼性学会
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