信頼性シンポジウム発表報文集
Online ISSN : 2424-2357
ISSN-L : 2424-2357
2012_春季
セッションID: 1-2
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1-2 失敗からは学べない未然防止(セッション1「試験と要素技術」)
*長谷部 光雄
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抄録

製品の信頼性には、製品の設計パラメータなどの内的要因の他、使用状況の温度や電圧などの外的要因も大きく関係する。従来は外的要因をできるだけ再現しようとしていたので、確認テストの時間短縮および十分な未然防止が困難であった。そこで本研究では、外的要因の再現性は重視せずに、内的要因の影響の受け方(ロバスト性)を明らかにすることに絞った。本来の設計とは、内的要因を変更するのであるから、内的要因に関する情報の方が重要なはずだ。したがって外的要因による内的要因への影響度を計測し、技術改善の方向性が明らかにする方法が効果的である。

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© 2012 日本信頼性学会
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