作物学研究集録
Online ISSN : 2433-1368
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赤かび病菌の産生する病毒物質が小麦種子の発芽におよぼす影響
笹井 一男酒井 啓
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1975 年 17 巻 p. 16-17

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抄録
筆者らは, 赤かび病菌の産出する病毒物質に対する小麦の生育反応の変化と, 品種抵抗性との関係について研究を進めている。前報においては, 赤かび病菌培養ろ液から抽出した酸性画分の病毒物質が, 小麦種子の発芽ならびにその後の生育に対して強い作用性のあることを報告した。本報においては, この病毒物質が小麦種子の発芽におよぼす影響について, 発芽時の生理反応の面から検討した結果を報告する。
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© 1975 日本作物学会中国支部
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