神戸大学
(株)ティーハウス建築設計事務所
2013 年 12 巻 2 号 p. 86-93
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2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と津波によって、壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町町方地区を対象に、震災以前の街の姿を再現した縮尺1/500模型を活用した市民参加型のワークショップを開催。本稿では、ワークショップの中で語られた810名の証言の整理・分類を行うとともに、人々から得られた記憶を基に、同地区におけるかつての街空間と生活の様相の記述を試みる。またこの試みを通し、被災地において人々の記憶から被災以前の街の姿を再生する同手法の可能性について検討を行う。
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