都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
軌道系公共交通導入にともなう土地建物利用の変化に関する研究
多摩都市モノレール沿線地域を事例として
立川 稔小林 利夫西浦 定継
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2010 年 9 巻 3 号 p. 98-102

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抄録

公共交通の開通は、都市活動の支障となる道路混雑の解消や、都市計画においても重要な影響を及ぼすと考えられる。そのため、土地建物利用の現況と変化を詳細に把握して、土地利用と交通との関連性を的確に捉え、定量的に分析することが重要であり、広域的な計画策定に意義のある提案に結びつくものと考えられる。本研究では、多摩都市モノレールを軸とした多摩地域における事例研究として、考察対象地域の土地建物利用、およびその変化を詳細に調査し、その結果をGIS(地理情報システム)によってデータベースとして構築する。なお、人が多摩都市モノレールを利用すると思われる駅から半径500m以内を調査範囲とする。

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© (c) 日本都市計画学会
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