理学療法学
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動的バランス評価指標modified index of postural stability(MIPS)の再現性と有用性について
岩渕 慎也鈴木 康裕加藤 秀典田邉 裕基遠藤 悠介石川 公久羽田 康司
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論文ID: 11206

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抄録

【目的】姿勢安定度評価指標(index of postural stability:以下,IPS),修正IPS(modified index of postural stability:以下,MIPS)を測定し,MIPS,MIPS/IPS の再現性,MIPS の有用性を検討すること。【方法】若年健常者80 名を対象にMIPS,MIPS/IPS の再現性を系統誤差,偶然誤差より検討した。MIPS の有用性はShapiro-Wilk 検定にて閉眼片脚立位検査との比較を行った。【結果】再現性についてMIPS,MIPS/IPS は加算誤差を認めた。MIPS,MIPS/IPS のICC(1.1)は0.725,0.616 であった。また,有用性についてMIPS はp = 0.859 であり,有意に正規分布にしたがう結果となった。【考察】MIPS は臨床応用可能な評価指標であり,幅広い対象者の動的バランス評価に有効な手段であると考える。

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