理学療法学
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災害時の野外病院におけるリハビリテーション
─モザンビーク共和国での国際緊急援助隊医療チームの活動を通して─
水家 健太郎佐藤 栄一米田 哲草間 薫高以良 仁冨岡 譲二
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論文ID: 11836

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抄録

【目的】災害時の緊急医療支援において,リハビリテーションは重要である。しかし,それに携わる人材は少なく,特に外国での活動に関しては報告も限られる。本論文ではモザンビーク共和国での経験を実践報告として報告する。【内容】サイクロン災害の概要,派遣までの経緯,現地での経験や,そこから見えてきた課題を共有する。【症例】リハビリテーション対象患者に対して,移動手段の獲得,疾病や障害の予防,患者教育などがなされた。各症例には「持続可能性」「コミュニケーション」「適正技術」等の国際協力におけるキーポイントが含まれる。【結語】緊急医療支援におけるリハビリテーションは発展途上であり,今回の派遣でいくつかの課題を持ち帰った。今後の発展のためには多くのリハビリテーション専門職の知恵や技術が必要である。

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