2018 年 33 巻 6 号 p. 981-984
〔目的〕死亡率の減少のため運動習慣の形成は重要である.運動習慣の形成を促進する要因として運動が好きか嫌いかを計る運動感情に着目した.本研究の目的は,運動感情と運動アドヒアランスを予測する運動セルフエフィカシーとの関連を明らかにすることである.〔対象と方法〕対象は男女の健常成人16名とした.対象者は精神的ストレス課題を実施後に高強度の自転車運動を実施した.また,運動感情,運動セルフエフィカシー,運動耐容能,疲労感の評価を行った.〔結果〕運動感情と運動セルフエフィカシー, 運動前の疲労感との間に関係が認められた.〔結語〕運動習慣を高めるうえで, 運動感情の評価の有用性が示唆された.