理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
リバース型人工肩関節全置換術を受けた患者における肩関節可動域および肩甲骨機能の経時的変化と術前因子との関係
前田 卓哉田村 将希野口 悠阿蘇 卓也高橋 知之井上 駿也古山 駿平尾﨑 尚代古屋 貫治西中 直也
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2024 年 39 巻 3 号 p. 125-130

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抄録

〔目的〕リバース型人工肩関節全置換術(RTSA)後の肩関節可動域(ROM)および肩甲骨運動の経時的変化を調査し,影響する術前因子を明らかにすること.〔対象と方法〕RTSA後24ヵ月以上経過した34肩を対象とした.肩甲骨上方回旋角度のうち,肩甲骨面上45°外転位(SI45)と下垂位(SI0),その差(ΔSI)を算出した.評価時期は,術前,術後6ヵ月,12ヵ月,18ヵ月,24ヵ月とした.ROMとSIの経時的変化と,術後6ヵ月と24ヵ月のSI45に対する術前要因の影響を検討した.〔結果〕屈曲と外転は術後すべての時期で改善した.術後6ヵ月と24ヵ月のSI45に対する独立変数は術前SI45のみであった.〔結語〕肩甲骨運動は術後減少するが,術前の肩甲骨運動は術後6ヵ月と24ヵ月にも影響した.

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