日本臨床外科医学会雑誌
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87歳upside down stomach型食道裂孔ヘルニアの1例
松井 祥治西山 裕康藤田 伸輔田畑 文平藤盛 孝博石川 羊男
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キーワード: 食道裂孔ヘルニア, Hill法
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1992 年 53 巻 9 号 p. 2130-2134

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抄録
upside down stomachを呈する食道裂孔ヘルニアの1例を経験した.患者は87歳女性で主訴は胸部圧迫感と心窩部痛であった.上部消化管透視にてupside down stomach型の食道裂孔ヘルニアと診断され,食道・胃内視鏡検査で多発性の胃潰瘍を合併しているのが観察されたため手術適応と判断された.手術はHill法に準じて行い,多発性の潰瘍に対して広範囲胃切除術を同時に施行した.術後肺合併症を起こしたが回復しその後ヘルニアの再発も見られない.
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