日本臨床外科医学会雑誌
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本態性血小板血症治療後に十二指腸静脈瘤破裂をきたした1例
箱田 滋山本 透谷口 智行武山 直志田中 孝也
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1992 年 53 巻 9 号 p. 2155-2158

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抄録
本態性血小板血症は慢性骨髄増殖性疾患に属する疾患であり,血小板機能異常を高頻度に認めることが多い.本症の病態,治療,予後については不明な点が少なくなく,本症では出血と血栓という一見相反する現象がみられるのが特徴とされている.症例は52歳男性で,血小板増多症により門脈圧亢進症をきたし,巨大脾腫・食道静脈瘤・胃静脈瘤を合併,食道離断術・摘脾術を施行した.術後13年目に十二指腸静脈瘤破裂にて吐血,上腸間膜静脈瘤,脳梗塞を合併し,破裂静脈瘤は内視鏡的硬化療法にて止血し得た.
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