東京都立広尾病院外科
東京都立広尾病院外科 杏林大学病理学教室
東京都立広尾病院病理科
2003 年 64 巻 12 号 p. 3230-3234
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は46歳,男性.左上背部痛および全身倦怠感を主訴に当院を受診.画像上左上葉に胸壁への浸潤を伴う腫瘤を認め,気管支鏡検査にて肺癌と診断した.また著明な貧血を呈し,小腸腫瘤を認めたが,確定診断には至らなかった.重複癌を疑い,二期的に左肺上葉胸壁合併切除術および小腸腫瘤切除術を行った.小腸は術後病理組織診断で原発性未分化癌と診断された.同時重複癌であった.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら