日本臨床外科学会雑誌
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横行結腸癌に合併した肝内胆管腺腫の1例
林 泰生山崎 高宏佐藤 裕英竹内 一雄今村 好章
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2004 年 65 巻 3 号 p. 756-760

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抄録
症例は86歳の女性.胆嚢結石症の診断にて当科に紹介入院.精査の結果,横行結腸癌,胆嚢結石症と診断し手術を施行した.術中,偶然に肝S6被膜下に径5mm大の白色結節性病変を認め,肝転移巣と診断し摘出術を施行した.術後病理組織学的検査では,被膜下に周囲肝組織との境界明瞭な,腺様構造を呈した胆管上皮細胞の増生およびその周囲の膠原繊維の増生からなる結節で,被膜は認めず,細胞の異型性,核分裂像,管腔の拡張およびムチン産生は認められなかった.免疫組織学的検索では,サイトケラチンNo 7, No 18, No 19が陽性であり胆管細胞由来であることが示唆された.以上より肝内胆管腺腫と診断した.
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