植木町国民健康保険植木病院外科
2005 年 66 巻 12 号 p. 3019-3023
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患者は53歳の男性.発熱,上腹部痛,背部痛,体重減少のため,当院を受診し,肝膿瘍の診断で入院した.穿刺ドレナージした膿瘍液の一般細菌培養は陰性だったが,赤痢アメーバ抗体が高値だったため,メトロニダゾールによる治療を開始した.経過中,気管支瘻を認めたが,徐々に解熱し,膿瘍も縮小して,軽快退院した.気管支瘻を合併したアメーバ性肝膿瘍について,文献的考察を加え報告する.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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