抄録
本研究では、学校防災教育における外部との連携の特徴について明らかにした。その結果、地域
と連携した学校防災教育が多数取り組まれていることが明らかとなった。 また、地域と連携した
学校防災教育の内容として、学校と「フィールドとしての地域」との連携、学校と「主体として
の地域」との連携、防災授業内容を授業の非参加者へ波及させる連携、の大きく3つに分類する
ことができた。外部と連携した学校防災教育の一つの形態として、波及型学校防災教育に着目し、
その要素を明らかにした結果、 「実感」、「連携」、「発信」の3つが波及型学校防災教育に必要な要
素であると解釈できた。一連の結果を踏まえて、これら3つの要素を取り入れた波及型学校防災
教育を推進する必要性を指摘した。