国立環境研究所
北海道大学大学院理学研究科
気象庁数値予報課
1998 年 18 巻 5 号 p. 421-435
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本稿では,科学研究とその応用におけるTRMM観測への期待をいくつかの観点から考察した。大循環の理解・プロセス研究・モデルや予報技術の発展においてTRMMの果たす役割は大きいと考えられる。問題となるのは,観測頻度および今後の観測の継続性である。また,より高緯度域の同様な観測も望まれている。今後,TRMMと同様な機能を備えた複数の衛星による継続的な観測が行われることを期待するところである。
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