砂防学会誌
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侵食谷の発達様式に関する研究 (VI)
谷の発達過程としての山崩れ現象
塚本 良則松岡 雅臣栗原 勝彦
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1978 年 30 巻 4 号 p. 25-32

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抄録

表層型山崩れはその発生基本単位斜面をもつという考え方を検証し.その発生単位地形につき解析を行った。山腹斜面を凹型 (0次谷流域), 平型, 凸型に分割するとどの斜面でも斜面と山崩れが1対1の対応関係をもち,分割斜面は山崩れ発生単位とみることができる。0次谷流域の平均流域型を求めると流域特性と山崩れ特性との間に関連が存在することが分った。

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© 社団法人砂防学会
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