広島工業大学工学部
1996 年 35 巻 1 号 p. 50-56
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本稿は,兵庫県南部地震(1995年1月17日,マグニチュード7.2)による電力施設とガス施設の被害概要と緊急対応および復旧過程についてまとめたものである.ライフライン系の壊滅は,多数の死傷者と建物被害とともに阪神・淡路大震災の様相を特徴づける被害の一つであった.中でも,都市のエネルギー供給を担う電力施設およびガス施設の被害は都市活動に短期的・長期的に多大な影響を与え,緊急対応や復旧過程において多くの問題を残し,地震防災対策の再検討を促すものであった,
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