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軒高が異なる3連棟温室の風圧係数:風洞実験
森山 英樹 石井 雅久土屋 遼太大橋 雄太
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2022 年 53 巻 3 号 p. 67-74

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抄録
軒高の増加が連棟温室の耐風設計に及ぼす影響を明らかにするために,軒高の異なる3連棟温室の風圧係数Cp を求めた。 実寸で2 m,4 m および6 m の軒高を有する3種類の3連棟温室について,1:20縮尺模型を使用した風洞実験を行った。実験では,風向θ=0 °(間口方向)からθ= 90 °(桁行方向)まで,5 °間隔で風向を設定した。θ=0 °の時,温室中央断面のCp は複雑な分布を示した。風上側の屋根面では,軒高の増加に伴ってCp が減少した。風上側軒近傍では極値が出現し,軒高の低い順に,Cp の数値は-0.23,-0.82,-1.43となった。一方,風下側では,Cp に及ぼす軒高の影響は小さくなった。 軒高4 m の模型では,θ=30 °の時,妻面に近い領域でCp の最小値である-3.02が現れた。同様に,軒高2 m および6 m ではCp は-2.62(θ=20 °)および-3.56(θ=30 °)が求められた。軒高の増加に伴って,Cp の最小値も減少することが明らかとなった。設計風力に対する妻面近傍のCp の極値の適用は,温室の合理的設計に寄与する。
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