抄録
従来のエチレン処理のみのバナナとアルコール処理を追加して高品質化をねらったバナナについて, その品質変化を実験的に比較した。また画像処理法によるカラーグレード判定の可能性を検討した。その結果, エチレン処理後のアルコール処理は, カラーグレードと糖度の増加の効果がある程度期待できることがわかった。アルコール濃度の違いによる効果への影響については, 今回の実験条件では, 75%濃度区の場合がカラーグレード, 糖度ともに最高の値となった。さらに, アルコール処理後のカラーグレードと果皮色の赤色色度座標および糖度と赤色色度座標の間には, ともに高い相関関係があることがわかった。