仙台市科学館研究報告
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2011年東北地方太平洋沖地震津波後の蒲生干潟の地形変遷その14
門脇 駿沼尾 和弥
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2025 年 34 巻 p. 83-89

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抄録
2011年東北地方太平洋沖地震に伴って発生した津波によって,七北田川河口に広がる蒲生干潟はその姿を大きく変えた。震災後3年間で大きく変動したのち安定した干潟内部の汀線は,その後もほぼ安定な状態を保っていた。今回の調査では,導流提通水部や河口にかけての防潮堤の工事が完了して4年が経過し,潟湖の形は引き続き安定していることが明らかになった。
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