2009 年 5 巻 1 号 p. 68-69
本稿では、日本復活のイノベーションのためには、パラダイムシフトが必要であると述べている。 21世紀は情報・サービス、感性や心の時代とされるが、そのような個人や企業はごく少数である。ソフトウェア業界は真の価値をユーザと共に追及し、抜群のソフトウェア実現力を自ら身につけることで、グローバル競争に立ち向わなければならない。ダニエル・ベルによると、「20世紀はストックを量産し私有する時代。21世紀はそれらをフロー化し活用する時代」ということだ。このパラダイムシフトが、日本の復活につながるイノベーションである。