日本生気象学会雑誌
Online ISSN : 1347-7617
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持続性のある環境と生物の総合化の学としての生気象学
堀越 哲美
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1999 年 36 巻 4 号 p. 127-130

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抄録

生気象学は, 生態学に基づいた生物学的機構から環境現象までをも含む境界領域の学問であると定義できる.さらに, 生活や社会的観点からの環境計画をも含んでいる.本分野の将来的方向のひとつは, 気候に対する生物的適応能や生物とその環境との相互作用の知識を持続可能な地球環境のために生物圏計画へ応用することである.

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