20 世紀中には実現不可能と言われていた青色LED(Light Emitting Diode)の商品化が実現したことにより、光の3原色(赤色・緑色・青色)を重ねた中心部で白色の発光が可能になった。一方、白色LEDは(1996年市場投入)は、青色LEDの商品化(1993年市場投入)後に出現したLEDであり、携帯電話のデジタルモバイル機器等の液晶バックライトや自動車の車内照明、一般照明等に使用され、最近はLEDの特長である省エネ・省電力の性能が注目されており、市場は拡大を続けている。日本企業が商品化し、リードしている白色LED市場の現状と将来展望について考察する。