少子高齢化で労働力不足に陥っているわが国は本年4 月より改正入管法を施行し,外国人の単純労働を開放し人手不足が深刻な14 業種に5 年間で最大34 万人の外国人労働者を受け入れる.30 年前円高不況に陥り輸出企業はわれ先に海外工場建設し海外シフトを行なった.電機企業も海外シフトを盛んに行ない,進出国の経済が発展する度により低開発国にシフトしていった.ところが現在電機産業は中国,韓国の後塵を浴びる状態になってしまった.現在多くの外国人労働者が来日しているが,これは経済格差があるからであり,今後経済格差が縮小した折に労働力をどうするかを考えなければならない.