2008 年 60 巻 4 号 p. 374-378
東京大学生産技術研究所先進モビリティ連携研究センターのサステイナブルITSプロジェクトではこれまでに, 人間・自動車・交通に関する研究を目的とした研究用ユニバーサルドライビングシミュレータの開発に取り組んできた.
本シミュレータを活用した実験の更なる臨場感向上を目的に, 視認性向上を図るためのターゲットプロジェクタの設置, 運転操作感覚を向上させるための運転席キャビンの移動による回転中心の変更, 音響システムの改良と実装, カーナビゲーションシステムの実装をそれぞれ行った.本稿ではこれらについて概説する.[本要旨はPDFには含まれない]