生産研究
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研究速報
複数回の給電を考慮したEV 支援インフラ整備に関するモデル分析
本間 裕大鳥海 重喜
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2014 年 66 巻 4 号 p. 389-392

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抄録

近年,環境意識の高まりも後押しし,電気自動車(EV:Electric Vehicle) に対する注目が高まっており,社会全体への普及が期待されている.しかしながら,現状では連続航続距離が160km 程度と,未だ十分な性能を有しておらず,特に長距離トリップを行おうとした場合に,課題となる.したがって,EV 普及のためには,十分な支援インフラ( 充電施設) を整備し,かつ適正数の充電器を設置しなければならない.そこで本研究では,EV の支援インフラとして充電施設に焦点を当て,各充電施設に対する EV 到着数の見積もりを行うための数理モデルを提案する.

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© 2014 東京大学生産技術研究所
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