生産研究
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研究解説
日本における自動走行システムの社会的ニーズおよびその普及展開に伴う社会的影響等にかかる検討
坂井 康一大口 敬須田 義大
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2019 年 71 巻 2 号 p. 97-104

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抄録

現在,産官学が連携して研究開発を進めている自動走行システムの高度化及び普及展開を推進していくためには,日本国内外における社会的・産業的な影響や変化に伴うリスクを明確化し,その対処のために長期的な視点でシナリオを策定していく必要がある.そのため,広範囲な分野の大学の専門家を中心とした検討会を通じて,その社会的ニーズを明確化し,技術開発進展シナリオを設定した上で,自動走行システムの普及展開に伴う社会的インパクトを明示し,それに伴うネガティブインパクトや課題,および課題解決シナリオについて,検討した.

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© 2019 東京大学生産技術研究所
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