石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第55回研究発表会
セッションID: C08
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メタン改質・転換
温度勾配系反応器を用いたメタンの転換反応
―冷却場の改良による分離効果の検討―
*及川 孝祐関口 孔明小林 基樹山口 達明尾上 薫
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抄録
メタンからベンゼン等の低級炭化水素への直接転換技術の確立を目指し、温度勾配系反応器を用いた検討を行なっている。現在までに、反応管下部から得られる油状生成物はアントラセン等の高炭素数成分の割合が高いことが確認されている。この要因として、反応器内における生成物の過剰な滞留と、冷却域における気液分離能力の不足が考えられる。そこで、従来の温度勾配系反応器内の冷却域とは別に、カラム外部に新たな冷却場の設置を行い、生成物の分離効果について検討を行なった。
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© 2006 公益社団法人石油学会
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