石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第36回石油・石油化学討論会 (鹿児島)
セッションID: 2C20
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バイオテクノロジー
黒餡粕の酵素糖化に関する研究
*武藤 多昭青木 智之紳伊藤 雄基竹口 昌之蓮実 文彦
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抄録
黒あんかすの排出量は年間3万トンであり、廃棄物として焼却処理されている。廃棄物である黒あんかすを有効利用するために酵素糖化が有効である。しかし、既知のセルラーゼでは黒あんかすの加水分解能力が低く、実用的な糖化系を構築することは困難である。そこで本研究では黒あんかすの繊維分を資化する微生物を探索し、その微生物由来の酵素を用いた黒あんかすの有効利用技術開発を目指した。有用微生物の探索、微生物由来の酵素の分離、精製を行い、分離された酵素の性質を調べた。
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© 2006 公益社団法人石油学会
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