石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第36回石油・石油化学討論会 (鹿児島)
セッションID: 2C19
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バイオテクノロジー
好熱性メタン資化細菌Methylocaldum sp. T-025株由来膜結合型メタンモノオキシゲナーゼの精製とキャラクタリゼーション
*田畠 健治谷口 智則両角 周平竹口 昌之蒲池 利章大倉 一郎
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抄録
メタン資化細菌が有する酵素メタンモノオキシゲナーゼは、メタンをメタノールに水酸化する反応を触媒する酵素である。本研究では、生育限界温度が56℃と、これまで研究されているメタン資化細菌の中でも高い生育温度を有する好熱性メタン資化細菌Methylocaldum sp. T-025由来膜結合型メタンモノオキシゲナーゼの精製を行い、その性質を調べた。精製したMMO活性の温度依存性を調べたところ、活性は50℃で最大となり、54℃まで活性を確認できた。また、本酵素は60度で1時間保持した後も活性が保持されていた。
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© 2006 公益社団法人石油学会
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