抄録
石油産業活性化センターでは、石油産業における事故防止に向けた対策を図るべく、平成17年度から「石油産業安全基盤整備事業」をスタートさせた。当事業では「安全教育データベース」「ヒヤリハット・事故事例データベース」「設備安全データベース」の3つのデータベースを構築し、これらを安全支援Webサイト(PEC-SAFER:Petroleum Energy Center-Safety Assist For Engineer in Refinery)において公開し、石油業界でこれらのデータベースを共有化することによって、製油所の安全活動に資することを目的としている。
平成19年度には、このうち「ヒヤリハット・事故事例データベース」「安全Q&A」を公開している。
以後、今年度中に「設備安全データベース」を「劣化事例データベース」としてシステム構築し、また各種データベースの活用について検討し、それらをシステム構築に反映する予定である。