石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
創立50周年記念国際シンポジウム/第38回石油・石油化学討論会
セッションID: 2E15
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石油化学部会依頼講演
キレート多座配位チタン錯体を用いるオレフィン重合
*ぷらぶふおでやら ぐるばさばらじ まただぱどまなばん すだーかー野村 琴広
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抄録
ビスアリロキソ-アルコキソアミン配位子を有するチタン錯体(チタナトラン)を合成し、エチレン重合における触媒活性への配位子上の置換基効果や使用する有機Al助触媒の効果を詳細に検討した。同錯体を用いるエチレン重合は使用するアニオン性配位子(アルコキソ、アリロキソ)配位子の影響を強く受け、さらに活性はMAOに有機Al化合物を転化することでさらに向上した。また、活性への顕著な温度効果も現れた。討論会では、結果の詳細を報告する予定である。
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© 2008 公益社団法人石油学会
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