石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第39回石油・石油化学討論会(浜松)
セッションID: 1E14
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バイオケミストリー
分子表面電荷の改変に基づくGHファミリー 11キシラナーゼの好アルカリ性向上
梅本 博仁八波 利恵福居 俊昭*中村 聡
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抄録
好アルカリ性バシラス属細菌が分泌するキシラナーゼ J は糖質加水分解酵素(GH)ファミリー11に属し、反応至適pHをアルカリ性域に有する好アルカリ性の酵素である。キシラナーゼJの分子表面に塩基性アミノ酸を導入した変異型酵素を調製し、性質検討を行った。その結果、分子表面に5つの塩基性アミノ酸を導入した変異型酵素の反応至適pHが、野生型酵素に比してアルカリ性側にシフトすることを見出した。
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© 2009 公益社団法人石油学会
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