石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第39回石油・石油化学討論会(浜松)
セッションID: 2E07
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化学工学
ゼオライト触媒のコーク前駆体除去を目的とした2成分系超臨界流体を用いた反応
*菊池 健太岡田 昌樹佐藤 敏幸中村 暁子八嶋 建明日秋 俊彦
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抄録

ゼオライト触媒へのコーク前駆体の生成沈着を抑制するため、反応物を超臨界状態とした系にさらに各種不活性ガスを超臨界状態として添加した時の触媒反応について検討した。トルエンの不均化反応において、超臨界トルエンにヘリウムを臨界圧力付近の条件で添加した時に生成物が最大収率となり、かつ、コーク前駆体の生成沈着も抑制できた。この時の生成物収率の変化は、添加した不活性ガスの分子サイズに起因すると推定した。

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© 2009 公益社団法人石油学会
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